『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』(Don’t Believe the Truth)は、オアシスの6作目のオリジナル・アルバム。日本では2005年5月25日、イギリスでは同年30日、アメリカでは同年31日に発売された。タイトルの意味は「真実を信じるな」。
概要
ノエルとデイブ・サーディーによる共同プロデュース。また、ドラマーにザック・スターキーが加入。
レコーディングは二転三転した末に、ギターストロークを軸としたブリティッシュ・ロックに落ち着く。特に、60年代のロックからの影響が濃い作風であるが、ラーズからの影響が最も大きいとノエルは語る。デモ曲は60曲近くも作られた。
収録曲はノエルが5曲、リアムが3曲(内1曲はゲムと共作)、アンディが2曲、ゲムが1曲。担当楽器に縛られず、作曲者が曲単位で指揮をとった1枚。
3rdから推し進めてきた分厚いギターサウンド路線と打って変わって、今作は音の隙間を重視した音作りがなされており、オアシスに冷たかった各メディアも良い評価を与えている。
日本では、英国のバンドのオリジナル・アルバムとしてはベイ・シティ・ローラーズ以来、30年ぶりとなるオリコン初登場1位を記録。
収録曲
括弧内は作曲者である。
通常盤
- ターン・アップ・ザ・サン(Turn Up the Sun)(アンディ・ベル)
- アンディ作曲リアムボーカル。ノエル以外のメンバーが作曲した、初のオープニング・ナンバー。ライブでも1曲目に演奏され、地元マンチェスターではこの曲を演奏中興奮したファンが前倒しになり、柵が壊れるアクシデントが発生した。
- マッキー・フィンガーズ(Mucky Fingers)(ノエル・ギャラガー)
- ノエル作曲&ボーカル。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I’m Waiting for the Man」をボブ・ディランが歌うというシチュエーションをイメージして作られた。ブルースハープは、ゲムが吹いている。
- ライラ(Lyla)(ノエル)
- 先行シングルで、唯一のノエル作曲リアムボーカルの曲。後期オアシスの中でもとりわけ知名度・人気とも高く、ライブでは必ずといっていいほど演奏される。
- ラヴ・ライク・ア・ボム(Love Like a Bomb)(リアム・ギャラガー、ゲム・アーチャー)
- リアム作曲&ボーカル。リアムはノエルに、「ジョージ・ハリスンになったつもりでギターを弾いてくれ」と注文している。
- インポータンス・オヴ・ビーイング・アイドル(The Importance of Being Idle)(ノエル)
- 2ndシングルでノエル作曲&ボーカル。一言でまとめると、「華胥(かしょ)」の曲である。
- ミーニング・オヴ・ソウル(The Meaning Of Soul)(リアム)
- リアム作曲&ボーカル。
- ゲス・ゴッド・シンクス・アイム・アベル(Guess God Thinks I’m Abel)(リアム)
- リアム作曲&ボーカル。『旧約聖書』に登場するアベルとその兄のカイン(嫉妬からアベルを殺している)から付けられたタイトル。
- パート・オヴ・ザ・キュー(Part of the Queue)(ノエル)
- ノエル作曲&ボーカル。3拍子のナンバー。
- キープ・ザ・ドリーム・アライヴ(Keep the Dream Alive)(アンディ)
- アンディ作曲リアムボーカル。
- ベル・ウィル・リング(A Bell Will Ring)(ゲム)
- ゲム作曲リアムボーカル。
- レット・ゼア・ビー・ラヴ(Let There Be Love)(ノエル)
- ノエル作曲でリアムとノエルがボーカルを分け合う3rdシングル。兄弟が1曲の中でボーカルを分け合うのはこれで3曲目であり、シングルとしては初の出来事となった。また、4thアルバムのデモ音源が流出した時、この曲のデモが収録されていた。このデモの仮タイトルは、「It’s a crime」(イッツ・ア・クライム 訳例: 「ある罪のこと」)。これはノエルのソロで、アコギの弾き語りである。
- キャニュー・シー・イット・ナウ?(アイ・キャン・シー・イット・ナウ!!)(Can Y’see It Now?(I Can See It Now!!))(ノエル)
- 日本盤ボーナストラック。インストゥルメンタル。後半に、ノエルによるタイトルコールのリフレインがある。
- シティン・ヒア・イン・サイレンス・オン・マイ・オン(Sitting Here in Silence(On My Own))(ノエル)
- 日本盤ボーナストラック。
来日記念盤
来日記念リミテッド・エディションは、イギリスのみの初回限定版と同仕様のCDとDVDの2枚組、完全生産限定スペシャル・パッケージにてリリースされた(2005年11月2日)。ケースは、1つにまとまっている。
CD
日本盤と同様の13曲。
DVD
VIDEO
- 1. The Ear Has No Memory Documentary
- 2. “Lyla” Music Video
BONUS FOOTAGE FOR JAPAN
- 3. “Importance of Being Idle” Music Video
- 4. “Let There Be Love” Music Video
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース)
目次
高画質CDジャケット画像 (ジャケ写)
EICP 515 (日本盤)
自分が持ってるCDのジャケットをスキャンしました。
画像サイズ:3030 x 3000 (画像をクリックすると大きな画像が見られます。RGB jpg画像)
EICP 561〜2 (日本盤 来日記念 リミテッド・エディション)
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デジタルミュージック
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Apple Musicで『Don’t Believe the Truth』(デジタルミュージック)を聴く。
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