『ロック魂』(原題:Let There Be Rock)は、AC/DCが1977年に発表したアルバム。
解説
オーストラリア盤オリジナルLPは「クラブソディー・イン・ブルー」を含む8曲入りの内容で、ジャケットはギターのネックの写真だが、インターナショナル盤では「クラブソディー・イン・ブルー」の代わりに「素敵な問題児」が収録されて、ジャケットも変更された。本作から外された「クラブソディー・ブルー」は、2009年発売のボックス・セット『Backtracks』に収録された。
AC/DCは、本作でイギリスやアメリカでもチャート・インを果たし、全英17位・全米154位に達した。
収録曲「ホール・ロッタ・ロジー」は、「AC/DCのレパートリーの中でも特に愛されている楽曲の一つ」と評されており、1980年代初期、『ケラング!』誌の読者投票による「オールタイム・フェイヴァリット・ヘヴィ・メタル・ソング」でトップに達した。
本作は、マーク・エヴァンス在籍時としては最後のアルバムで、バンドはクリフ・ウィリアムズを後任に迎える。
収録曲
全曲ともアンガス・ヤング、マルコム・ヤング、ボン・スコットの共作。
オーストラリア盤
- “Go Down” – 5:17
- “Dog Eat Dog” – 3:30
- “Let There Be Rock” – 6:02
- “Bad Boy Boogie” – 4:18
- “Overdose” – 5:47
- “Crabsody in Blue” – 4:39
- “Hell Ain’t a Bad Place to Be” – 4:12
- “Whole Lotta Rosie” – 5:25
インターナショナル盤
ランニング・タイムはCDに基づく。
- ゴー・ダウン – “Go Down” – 5:31
- 仲間喧嘩はやめようぜ – “Dog Eat Dog” – 3:35
- ロック魂 – “Let There Be Rock” – 6:06
- バッド・ボーイ・ブギー – “Bad Boy Boogie” – 4:27
- 素敵な問題児 – “Problem Child” – 5:25
- オーヴァードウズ – “Overdose” – 6:09
- 地獄は楽しい所だぜ – “Hell Ain’t a Bad Place to Be” – 4:14
- ホール・ロッタ・ロジー – “Whole Lotta Rosie” – 5:33
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/ロック魂_(AC/DCのアルバム))
’76年のイギリスツアーも好調に終わったAC/DCの本作は、以前よりもぐんと密度の高い出来である。
リズム&ブルース、ブギ色が強く、ドクター・フィールグッドにハード・ロックをかけ合わせたような感じもする。ソリッドなアンガスのギターがイカしている。
出典:ロック名盤・レコード&ビデオ・ガイド
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