NiNa(ニナ)は、元四人囃子の佐久間正英と元プラスチックスの島武実を中心に、ボーカルにJUDY AND MARYのYUKIとB-52’sのケイト・ピアソンを迎えて1999年に結成したバンド。
名前の由来は、YUKIが27歳の時に結成されたため(2=に、7=な)。命名はYUKIである。
概要
the B-52’sのケイト・ピアソン、JUDY AND MARYのYUKI、元プラスチックスの佐久間正英と島武実からなるスーパーグループ。楽曲はKateとYUKIのツインボーカルによる英語詞のポップなナンバーで、プロデューサーにはメンバーの佐久間正英に加えてエンジニアのトム・デュラックを迎えた共同プロデュース。レコーディングメンバーにはスティーブン・ウルフ、元JAPANのミック・カーンが参加。
プラスチックス時代のアメリカ・ツアー中にB-52’sのメンバーと親交を深めた佐久間正英は、そのメンバーだったケイト・ピアソンといつか一緒に音楽活動をやりたいと思っていた。そこで連絡を取ってみたところOKが出たため、元プラスチックスの島武実とともに活動することが決まった。ちょうどそのタイミングで佐久間がプロデュースするJUDY AND MARYが活動休止になったため、佐久間の誘いでそのボーカルだったYUKIも加わることになっ。曲作りを始めてシングル「Happy Tomorrow」を制作したところ、良い作品が出来そうだったのでメンバーを集めて本格的なアルバム作りに入った。エンジニアのトム・デュラック経由でドラムのスティーヴン・ウルフの、興味を持っていた佐久間の打診でベースのミック・カーンの参加が決まった。
活動コンセプトは佐久間が1970年代末のニュー・ウェイヴムーブメントを「変革の時期であり、プラスチックス・ディーヴォ・クラフトワーク等どんどん新しいものが同時多発的に生まれていった。しかもその変革が暴力的ではなく、かわいらしく楽しく、要するにポップだった。あの雰囲気をまた起こしたい」と称したことから創作意欲が湧き上がったことで始まった。
最初はアメリカで活動する構想もあったためアメリカのマーケットも考えてバンドを組んだが、佐久間曰く「大人の事情」(YUKIがソニーでケイトはワーナー所属)により、作品のリリースとツアー活動は日本だけにとどまった。
メンバー
- YUKI – ボーカル、作詞、作曲
- ケイト・ピアソン – ボーカル、作詞、作曲
- 佐久間正英 – ギター、キーボード、ベース、作曲
- 島武実
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/NiNa)
1stシングル『Happy Tomorrow (ハッピー・トゥモロー)』(1999年7月14日発売)
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