TRAIN-TRAIN(トレイン トレイン)は、THE BLUE HEARTSの3rdアルバムである。
2007年に「アナログジャケット完全復刻!」として年内限定発売(再発)された。その後2010年に、25周年企画の一環で、再び期間限定で再発が決まった。
2011年1月12日に、結成25周年記念として、メルダック時代のアルバム3作品(THE BLUE HEARTS、YOUNG AND PRETTY、TRAIN-TRAIN)がデジタルリマスタリングされて、発売された。メルダック作品以降の作品はデジタルリマスタリングされて発売されたが、メルダック作品は長年リマスタリングされなかったため、ファンにとっては待望の一枚である。
内容
甲本と真島の共作が入っている。また、歌詞が共作ではあるが初めて河口作曲の歌が収録された。作詞クレジットの数で甲本が真島を上回る唯一のアルバムである。シングル「TRAIN-TRAIN」と同時発売。
プロデューサーの谷川千央のアイデアによりコンセプト・アルバム的な構成がなされた。汽車の切符をイメージしたジャケット・デザイン、汽車が疾走していくようなブルースハープのソロから一曲目へと繋ぎ、最後の曲のあとには「TRAIN-TRAIN」のサビの一部と冒頭のハープのソロが再び流れる構成になっている。
前作までのパンク中心からブルース、フォーク、カントリー等のルーツ・ミュージックを反映させた多彩な楽曲群、そして様々なゲスト・ミュージシャンが参加している。
収録曲
- TRAIN-TRAIN
(作詞・作曲:真島昌利)
- 歌詞カードではサビの部分が、「TRAIN-TRAIN 走ってゆけ」となっているが、CD及びライブなどでは、「走ってゆく」と歌われる。(しかし真島のコーラスは、「走ってゆけ」と歌われている。)
- 凸凹ツアーではアンコールのラストに歌われた。
- メリーゴーランド
(作詞・作曲:甲本ヒロト・真島昌利)
- 甲本、真島の初の共作。「ドブネズミの詩」の中に真島の手書き文字で『金沢のボウリングで遊んで帰ってきた夜、僕とヒロトはメリーゴーランドを書いた』とある。
- 電光石火
(作詞・作曲:甲本ヒロト)
- 「ラブレター」のカップリング曲。
- 88年の「PRETTY PINEAPPLE TOUR」中に発表された当初は音源化分の後にも歌詞があったが、ステージを重ねる内に歌詞が削られた。(詳しくはTHE BLUE HEARTSの未発表曲)
- ミサイル
(作詞・作曲:甲本ヒロト)
- NHK教育テレビ「人間講座」において、ねじめ正一が「言葉の力・詩の力」という講義にて取り上げられた。
- 僕の右手
(作詞・作曲:甲本ヒロト)
- 当初、ファンクラブの会報等で発表されていたタイトルは「僕の右手を知りませんか」だった。
- この歌のモデルになったのは、甲本の友人でハードコアパンクバンド「GHOUL」の「片手のパンクス」ことMASAMI(細谷雅巳、小学1年の頃、ダイナマイト遊びをして右手首から先を失い義手となった。89年にステージで倒れ、昏睡状態のまま92年9月に死去)といわれる。甲本は彼の追憶ライブに出演した際に、この曲を泣きながら歌っている。[要出典]映画『リンダリンダリンダ』の挿入曲。
- ライブではしばしば「夢に飢えた野良犬 今夜吠えている」の部分を歌詞を変えたり歌わないということもあった。
- 無言電話のブルース
(作詞・作曲:真島昌利)
- 「TRAIN-TRAIN」のカップリング曲。
- 真島の実話を元にしている。
- 1989年12月21・22日にclub citta川崎で行われたX’MAS LIVEでは一曲目だった。
- 風船爆弾(バンバンバン)
(作詞:河口純之助・甲本ヒロト / 作曲:河口純之助)
- メジャーデビューして初めて河口が作詞作曲した歌。
- 作詞は河口と甲本の共作という形になっているが、甲本が作詞したのは曲終盤の「明日に何が見える~」以降のみである。
- 「風船爆弾」とは実在した日本軍の兵器で、その詳細が書かれた同名の本を甲本や真島が読んでいた。
- 本当は「恋は風船爆弾」というタイトルだったが、何かの手違いで「恋は」が取れてしまった。ライブ中の甲本は「恋は風船爆弾」と曲名を言う場合が多かった。
- 1993年~1994年の凸凹ツアーではメドレーの五曲目として河口がメインボーカルを務めていた。
- 発表当初は歌詞が違っていた。(詳しくはTHE BLUE HEARTSの未発表曲)
- ラブレター
(作詞・作曲:甲本ヒロト)- ながれもの
(作詞・作曲:甲本ヒロト)- ブルースをけとばせ
(作詞・作曲:真島昌利)
- 真島がメインボーカルをつとめる。
- ライブでは「マイク・タイソンみたいに~」の部分を「ジョージ・フォアマン」や「ウルトラセブン」に替えて歌われることもあった。
- 青空
(作詞・作曲:真島昌利)
- アルバムの挿絵には楽曲にちなんだバスが描かれており、嘘つきの乗車お断りという英文が書かれてある。曲名は「あおいそら」と読むのが正式。
- お前を離さない
(作詞・作曲:真島昌利)
- 曲が終わると、最後にTRAIN-TRAINのサビの部分が流れ、次に頭の部分が流れる。
- THE BREAKERSがSEND HILL POPS’82で披露した曲(タイトル不明)と歌詞が似ている部分がある。
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/TRAIN-TRAIN_(アルバム))
高画質CDジャケット画像 (ジャケ写)
MED-50
自分が持ってるCDのジャケットをスキャンしました。
画像サイズ:3000 x 3000 (画像をクリックすると大きな画像が見られます。RGB jpg画像)
デジタルミュージック
TRAIN-TRAIN
画像サイズ:1596 x 1588 (画像をクリックすると大きな画像が見られます。RGB jpg画像)
TRAIN-TRAIN (リマスター・バージョン)
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