『バイ・ザ・ウェイ』 (By the Way) は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの8枚目のスタジオ・アルバム。
概要
チャド・スミスが「very John」と表現したように、ジョン・フルシアンテ色が全面に押し出された作品となった。アルバムチャートでは、ついにイギリスで1位を獲得した。
コーラスの多用や、ヴォーカル・ハーモニーの強化により、全体的にポップな仕上がりとなった作品。前作に比べ、ファンク・パンク色は更に衰退しているが、ジョン・フルシアンテのギターサウンドとコーラスワークが前作以上にフィーチャーされた。
ジャケット・デザインは、ジュリアン・シュナーベルが手がけた。
収録曲
- バイ・ザ・ウェイ – By the Way (3:37)
- 先行シングルカット曲。曲間のカッティングパートで曲調がガラリと変わる。PVはアンソニーがタクシー運転手に誘拐され、フリーとジョンが助けにいくというストーリーになっている(最後に出てくるチャドも何も知らずに同じ暴走タクシーに乗り込んでしまう)。
- ユニヴァーサリー・スピーキング – Universally Speaking (4:19)
- シングル・カット曲。以前の作品では見られなかったような明るいポップ調の曲。ミュージック・ビデオは、「バイ・ザ・ウェイ」と繋がっている。
- ディス・イズ・ザ・プレイス – This Is the Place (4:17)
- ドースト – Dosed (5:12)
- ドント・フォゲット・ミー – Don’t Forget Me (4:37)
- ザ・ゼファー・ソング – The Zephyr Song (3:52)
- シングルカット曲。数少ない打ち込みドラムを併用している曲でもある。
- キャント・ストップ – Can’t Stop (4:29)
- シングルカット曲。シングル版はベースにスラップ色が強調されており、ライブ感の強い仕上がり。ミュージック・ビデオは、アーウィン・ヴルムの「一分間の彫刻」にインスパイアされたもの。
- アイ・クッド・ダイ・フォー・ユー – I Could Die for You (3:13)
- ミッドナイト – Midnight (4:55)
- スロウ・アウェイ・ユア・テレヴィジョン – Throw Away Your Television (3:44)
- キャブロン – Cabrón (3:38)
- テアー – Tear (5:17)
- オン・マーキュリー – On Mercury (3:28)
- マイナー・シング – Minor Thing (3:37)
- ウォーム・テープ – Warm Tape (4:16)
- ヴェニス・クイーン – Venice Queen (6:08)
肺癌で亡くなった、アンソニーの元カウンセラー、グローリア・スコットのために作曲された歌。- タイム – Time (3:47) ※日本盤ボーナス・トラック
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/バイ・ザ・ウェイ)
高画質CDジャケット画像
9 48140-2 (US盤)
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デジタル・ミュージック
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